YNUメールアカウント

YNUメールはMicrosoft社の”Microsoft 365”を利用しており、メール機能以外にも以下のようなサービスを利用可能です。

  • ExcelやWordといったOfficeアプリのPCへのインストール
  • クラウドストレージへのデータ保存(OneDrive)
  • 授業などで使うコラボレーションツール(Teams) など

なお、利用者により提供されているサービスの内容が異なる場合があります。詳細は利用者別 システムアクセス権限表 をご覧ください。

YNUメールアカウントの種類

学生用  《@ynu.jp》

入学生全員に付与される、在学中利用できるメールアドレスです。

※ 卒業・退学後は削除され利用できなくなります。

学生用メールアカウント利用規約

教職員用 《@ynu.ac.jp》

教職員を対象としたアカウントで、在職中利用できるメールアドレスです。

※ 退職時にはYNUログインIDとともにアカウントは削除され利用できなくなります。
団体用  《@ynu.ac.jp》

教職員を対象とした、問い合わせ窓口や各種連絡用のアカウントです。

申請方法はこちら

※ 年に一度、情報基盤センターにて利用継続の確認を行います。

仕様

  • 利用可能な容量は1アドレスあたり100GB(団体用アカウントは50GB)、送受信可能な容量は1通あたり150MBです。
  • メール送信に以下の制限が設けられています。
    • 1通あたりの送信制限:1通のメールにつき送信先は500アドレスまで
    • 1日あたりの送信制限:1日あたり、送信先は10,000アドレスまで
  • リダイレクト機能を利用することで複数の宛先に転送を設定できますが、転送先のアドレスは10件までに限られており、11件以上登録すると転送が行われません。
  • gmail等外部のドメインへのメールの転送はできませんので、設定をしないでください。
  • 同じドメイン内(”ynu.jp”または”ynu.ac.jp”内)での転送は1回に限られます。
    例)
  • TLS(暗号化通信)の1.0及び1.1は利用できません。1.2以降をご利用ください。
  • 転送・リダイレクト先が1件の場合、登録されているメールアドレスからの送信は、登録されているメールアドレスに転送及びリダイレクトはされません。

詳細は、Exchange Online の制限をご参照ください

多要素認証(MFA)

「IDとパスワードによる認証」に加えて「追加の認証」を行うことで、認証を強化し、不正なサインインを防止するための方法です。

YNUメールアカウントを利用するには、多要素認証の設定が必須となっています。

多要素認証の初回設定
  1. YNUメール(Microsoft 365)にサインインします。
    Office365サインイン画像
  2. 「次へ」をクリックします。
  3. モバイルアプリか認証用電話(SMS/電話)を選択します。
    ※ 電話応答では認証に失敗する場合があるので、SMSもしくはアプリによる認証をおすすめします。
    モバイルアプリを選んだ場合
    1. 「セットアップ」をクリックします。
    2. スマホに[Microsoft Authenticator]をインストールします。
      iOS版 Android版
    3. アプリを起動し、アカウントの追加[+]から「職場または学校アカウント」を選択します。

        ※ アプリのカメラ利用を許可しておいてください。

    4. QRコードを読み込み、アカウントが追加されたら「次へ」をクリックします。

      ※「次へ」が見切れている場合は画面を「100%→90%」等に縮小表示してください。
    5. 「次へ」をクリックします。
    6. 認証用アプリに表示されているコードを入力して「確認」をクリックします。

      ※ 認証に失敗する場合はスマホを再起動してください。
    7. 認証用アプリが利用できない時のために、電話番号でも認証できるよう設定します。

      [日本(+81)]は一番下までスクロールすると見つけやすいです。
    認証用電話(SMS)を選んだ場合
    1. 国を選び、電話番号を入力します。

      [日本(+81)]は一番下までスクロールすると見つけやすいです。
    2. 設定した番号に確認コードが送られてくるので、コードを入力して「確認」をクリックします。

    認証用電話(電話)を選んだ場合
    1. 国を選び、電話番号を入力します。

      [日本(+81)]は一番下までスクロールすると見つけやすいです。
    2. 設定した番号に電話がかかってくるので、流れてくるメッセージに従って「#」シャープを押します。
  4. アプリパスワードの記録は不要です。「完了」をクリックします。
多要素認証の追加・変更方法
  1. YNUメール(Microsoft 365)にサインインします。
    Office365サインイン画像

    ※ 複数の認証方法を登録していれば、「別の方法でサインインする」から認証方法を変更できます。
    ※ 認証できない場合は追加変更ができません。多要素認証のリセット手続きについて を確認してください。
  2. [アカウントを表示]からマイアカウント画面を開きます。
  3. [セキュリティ情報] → [更新情報] を選択します。
  4. 認証アプリのコード入力、あるいは電話番号で認証します。

    ※ 複数の認証方法を登録していれば、「別の方法でサインインする」から認証方法を変更できます。
    ※ 認証できない場合は追加変更ができません。多要素認証のリセット手続きについて を確認してください。
  5. [+方法の追加]から追加が行えます。電話・代替の電話は1件のみ登録可能なため、すでに登録してある場合は[変更]から設定してください。
  6. [認証アプリ]からアプリの設定が行えます。認証アプリは最大5台まで登録可能です。

    ※ コードの認証に失敗する場合はスマホを再起動してください。
※電話・アプリともに認証できない場合は、多要素認証のリセット手続きについて を確認してください。

多要素認証に認証アプリ(Microsoft Authenticator)を使うメリットを紹介します。

  • 電話認証より確実
    電話認証は不安定です。#を押しても認証できないことがあります。
  • 海外渡航しても利用できる
    電話認証やSMSだと渡航先のSIMや携帯に替えると、電話番号が変わるので認証できません。Authenticatorはアプリなので、海外でもそのまま使用できます。
  • 電波が届かない場所でも利用できる
    Authenticatorはネットに接続しなくても使用できます。

パスワード変更方法


YNUメールにサインインして、[右上のアイコン] > [ アカウントを表示 ] > [ パスワード ](パスワード変更)にて変更できます。

アプリパスワード

多要素認証をサポートしていないアプリを利用する場合は、作成したアプリパスワードを設定することが必要です。

アプリパスワードの追加・削除方法
以下の手順により新しいアプリパスワードを作成し、設定してください。複数のアプリケーションごとに使い分けることもできます。
使用しなくなったアプリのアプリパスワードは削除してください。
  1. Microsoft 365の[アカウントを表示]からマイアカウント画面を開きます。
  2. [セキュリティ情報] を選択します。
  3. 認証アプリのコード入力、あるいは電話番号で認証します。
    ※ 複数の認証方法を登録していれば、「別の方法でサインインする」から、認証方法を変更できます。
    ※ 認証できない場合はアプリパスワードの追加や削除ができません。多要素認証のリセット手続きについて を確認してください。
  4. 追加する場合は[+方法の追加]、削除する場合は[削除]を選択します。

作成されたパスワードには名前をつけることができますので、アプリごとにパスワードを管理する際に利用できます。

セルフパスワードリセット

事前に連絡先情報等を登録しておくことで、パスワードが分からなくなったとき利用者自身で再設定ができます。

※ セルフパスワードリセットの設定を行っていない方で、パスワードを忘れた場合は、 パスワードリセット手続きについて を確認してください。

利用方法(転送・リダイレクト設定、バックアップなど)

[ 設定(歯車アイコン) ] > [ Outlookのすべての設定を表示 ] をクリックすると詳細な設定画面が表示され、様々な機能を使った利用ができます。

転送設定

設定の[ メール ] > [ 転送 ] > [ 転送を有効にする ] で転送先を設定
受信トレイへメールの受信が行われなくなるため、「転送されたメッセージのコピーを保持する」のチェックボックスをオンにします。

【注意】Gmail等の外部ドメインへの自動転送はできませんので、外部ドメインへ転送したい場合は手動で転送してください。また、同じドメイン内(”ynu.jp”または”ynu.ac.jp”内)での転送は1回に限られます。
リダイレクト設定

設定の[ メール ] > [ ルール ] > [ 新しいルールを追加 ] でルール追加
「指定のアドレスにリダイレクト」で設定します。

【注意】[アクションを追加]で [指定のアドレスに転送] を選択した場合、指定できる転送先アドレスは1件のみです。複数指定すると転送されません。
優先受信トレイとは

初期状態では、メールが[ 優先 ]受信トレイと [ その他 ] に分類されるメールがあります。

分類される機能が不要の方は、メッセージを分類しないよう設定変更してください。


メールが受信できません

受信できない原因として以下のようなことが考えられます。

  • メールを優先とその他に分類する機能により、その他に分類されている。
  • 迷惑メールとしてメールフォルダに分類されている。
  • 受信トレイのフィルター機能によって以下の原因でメールを見つけられていない可能性がある。
    • 表示するメールを限定している
    • 表示順が日付の昇順になっている
    • 表示方法でスレッド表示を指定しているため、関連メールが纏まって表示されている
  • メール設定にある「ルール」により他のフォルダに移動や削除する設定をしている。
  • (スマートフォン用のOutlookメールアプリを使用している場合)その他フォルダーに分類されている。

 

「迷惑メール」フォルダにメールが分類されている場合

受信時に迷惑メールと自動判定され「迷惑メール」フォルダへ移動することがあります。

「迷惑メール」フォルダ内をご確認ください。[スパムではありません]をクリックして、該当のアドレスからのメールを振り分けないよう設定できます。

 

また、迷惑メールと判定されないよう、メールのオプションメニューから、メールを[迷惑メール]フォルダーに移動しない設定や、ホワイトリスト方式で宛先を登録することもできます。


メールのバックアップをとる方法
ウェブ版のOutlookではメールのバックアップを取得することはできませんが、以下の方法によりバックアップを取得する、もしくは他アカウントにメールを移動することができますなお、バックアップの取得については情報基盤センターでサポートをいたしませんので、あらかじめご了解下さい。

アプリケーション版のOutlookを利用してバックアップする
(PCにOutlookがインストールされていない場合はインストールが必要です)

Microsoftの公式サイト内にデータ移行の方法が記載されておりますので、こちらを参考に作業を行なってください。

ただし、上記の公式サイトの説明では、1年分のデータしかバックアップできません。すべてのデータのバックアップを取る方法は、以下のリンクを参照してください。
Outlookでのメールのバックアップ

この方法によりバックアップを取得した場合、メール及び添付ファイルのデータはクラウド上ではなくデータとしてローカルディスクなどに保存されることになるため、ウイルス感染等による漏洩については十分に注意してください。

Outlookアプリの利用方法

ウェブブラウザだけでなく、Outlookアプリケーション等により、PCだけでなくタブレットやスマートフォンからも送受信が行えます。
スマホアプリでメールの送受信する場合

PCでOutlookメールソフトでメールの送受信する場合

表示名変更

Microsoft 365の仕様により、ユーザー自身がYNUメールの表示名を変更することはできません。表示名の変更を希望される場合、以下のフォームからご申請ください。申請受理後概ね1週間以内に変更作業を行います。
  • 変更を希望するYNUメールアドレスでMicrosoft 365にサインインした状態で上記リンクにアクセスしてください。
  • 係アドレス等の団体用アカウントの表示名を変更したい場合は、責任者もしくは連絡担当者が上記の申請を行ってください。
  • 自身のYNUメールアドレスでMicrosoft 365にサインインした状態で上記リンクにアクセスしてください。
  • 表示名が自身のメールアドレスと同一の場合に限り、変更申請することができます。変更後の表示名は(例:Yokohama Taro)となり、自身で自由に決めることはできません。

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